スーパーで
夕方、高級スーパーへ。ここも以前来たことがあるが、かなりきれいになっていた。この4年間の変化、特に消費の伸びは十分に感じられるほど、モノの値段も上がっているし、地元モンゴル人の買い物客が増えている。我々は今晩、ホテルの部屋で宴会?を開くための食べ物を買い出した。
海苔巻、キムチなど韓国製が食べやすそうだ。ビールなどは世界各国の物が揃っていたが、中には地ビールもあり、牛乳のボトルに入っていた。面白かったことは割り箸がなかなか見つからなかったこと。モンゴルでは基本的にフォークやスプーンで食べるヨーロッパ風。ようやく見つけた箸もやはり韓国製。
カップヌードルも買ってみた。よく考えてみれば箸もなく、どうやって食べるのだろうか。この間インドでも同じ問題があった。解決方法は麺を短く切り、スプーンで掬って食べること。カップ麺も日本製は少なく、韓国製が圧倒していた。
外国産が圧倒しているこのスーパーで、日本が目立っていたのは何と日本茶コーナーがあったこと。それも棚3段。そしてティパックや『日本煎茶』『静岡茶』といった一般的なお茶だけではなく、知覧茶、屋久島茶なども並んでいたことには正直驚いた。一体誰が輸入し、誰が買うのだろう。日本人でないことだけは確かだ。モンゴルの日本びいき、日本のゆかりのある人が増えている証拠だろう。また日本側の事情としても、海外輸出を進めたいということの表れだろう。その夜はホテルの部屋でパーティー。東京からA先生及び内モンゴルからNさんも到着し、今回のメンバーが揃った。