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2014.02.01

 旅行記(アジア)

10年ぶりにソウルへ行く(5)ソウル 歓迎中国の明洞

826日(月)

歓迎中国の明洞  

 

 

翌朝は遅く起きた。モンゴルの疲れもあったかもしれない。取り敢えず明洞あたりへでも行ってみるかと地図を見てみると、このホテルのロケーションが更に抜群だと分かる。昨日乗った地下鉄1号線は幹線であるが、明洞へ行くには4号線に乗り換えなければならない。ところがこのホテルから歩いて5分の所に何と4号線の駅があった。4号線で3駅行くと明洞だった。昔は時々歩いたが、大体は誰かに連れて行って貰ったので、あまりよく憶えていない。適当に歩き出すと日本人観光客の姿が目立つ。


 

明洞もきれいになっていた。昔はごちゃごちゃしたところ、というイメージだったが午前中のせいか、すっきりして見える。そして観光地らしく日本語の表示も目立つが、それにもまして中国語が多い。4か国語併記の看板もたくさんある。いつの間に韓国はここまで表示を替えたのか。日本のインバウンド関係者は一度視察して、取り入れるべきだろう。


 

それにしても中国の買い物パワーはすごいようだ。銀聯カード使用は当たり前、化粧品店の前では若い女性店員が盛んに中国語で声を掛けている。日本人の影はここでも薄くなってきている。


 

明洞聖堂へ行ってみた。100年以上前に作られたこの教会、韓国にはキリスト教徒は多いと認識しているが、日本時代はどのような扱いになっていたのだろうか。何かの会合があるらしく、沢山の韓国人が上ってきたが、それは全て女性であった。婦人会なのか、それとも男性は仕事でこられないのだろうか。この辺も韓国っぽい感じだ。

 

そのまま北へ向かって歩いていく。昔仕事で通った韓国の銀行ビルがいくつも見えた。今では名前が変わった銀行も多い。これは日本と同じだが、アジア通貨危機時の韓国の衝撃は日本の比ではなかった。ほぼ国が破たんし、全てがひっくり返ってしまった。そこからの巻き返しは逞しい。荒波を乗り越えて今の韓国がある。だがその巻き返しは無理をも伴っている。今後がちょっと心配だ。