みんなで作ろう!「ベトナム旅行便利帳」

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 【事件・事故・病気

海外旅行保険には入りましょう!
2008.01.25
 

 【SARS感染も補償される、海外旅行傷害保険】━━━━━━━━━☆

 2003年春、アジアを中心に爆発的に拡大したSARS。従来の一般的な海外旅行傷害保険では、旅行期間終了後72時間を経過した後に医師の治療を開始した疾病については保険金支払いの対象外となっていましたが、各損保会社はSARSの潜伏期間を考慮し、補償期間を延長しました。旅行期間中に感染し、帰国後発病したSARSについては、旅行期間終了後30日以内に医師の治療を開始した場合、保険金支払いの対象となります。


 【旅のスタイルに合わせて選ぶ、海外旅行傷害保険】━━━━━━━━☆

 海外旅行傷害保険は、各保険会社とも商品にバラエティがあり、旅のスタイルに合わせて保険商品が選べます。ぜひ、出発前に加入しましょう。インターネット上での契約の場合、以前は、各補償項目をセットにした定額のパッケージ型で、項目によっては割高になったり、不足が生じることもありました。現在では、補償項目ごとに金額を設定できたり、保険付クレジットカードを持っている人は少額の保険金で補償をプラスできます。


 ◇主な傷害保険会社の特長◇


【東京海上日動火災保険】
 http://www.tokiomarine-nichido.co.jp
 JALグループ(JALUX)のホームページから申し込むと、JALマイレージバ ンク日本地区会員の方には保険料100円につき1マイルが積算されます。また、保険料をJALカードで支払うと、上記に加えて「100円=1マイル」が積算されます。
 http://www2.jalux.com/hoken/product/travel/tom.html
 
【ジェイアイ傷害火災】 
 http://www.jihoken.co.jp/
 日本人旅行者向けのきめ細かいサービスが特長。日数により1,000から2,000円プラスするだけで治療費と救援者費用が無制限に支払われるプラン(治療開始から180日まで)もあります。世界55都市をカバーし、キャッシュレスで治療を受けられる提携病院は300カ所です。

【AIU保険会社】 
 http://www.aiu.co.jp/
 海外拠点が130カ所と、ネットワークの広さを誇るアメリカの保険会社。基本的にはパッケージ商品が中心ですが、ケガや疾病の治療、救援者費用が無制限に支払われるプラン(治療開始から180日まで)もあります。医療費の高いアメリカでも安心です。

【エース傷害保険】 
 http://www.ace-insurance.co.jp/
 『TOP UPプラン』は、クレジットカード付帯の保険に補償を上乗せできるプランです。例えば、疾病死亡1,000万円の補償がついたパッケージは、5泊6日までなら保険料は1,880円。レンタカー特約や旅程変更費用特約もプラスできます。

【損保ジャパン】 
 http://cd-mail.jp/clc.php?url=43
 インターネット契約限定の商品『Off!』は、従来商品より価格が安いのが特長。行き先によって保険料が変わるため、アジアなどの近距離だと安くなる傾向にあります。また、掛金は1日刻みの金額なので、旅行日数に合わせられます。キャッシュレス治療の提携病院数は30万カ所以上。

【その他】
 あいおい損害保険
 http://www.ioi-sonpo.co.jp/index.asp

 三井住友海上
 http://www.ms-ins.com/product/travel/index.html

 アメリカンホーム
 http://www.americanhome.co.jp/home/index.html

 日本興亜損害保険
 http://www.anshinmy.com/service/kairyo_p/frame.html


 ━━━☆【動物を触った後は手洗い&うがい、飲み水にも注意】

  アジア諸国で、SARSに続いて発生した鳥インフルエンザ。香港のH5型に感染した患者は、咳などの 一般的なインフルエンザと同様のものから、多臓器不 全に至る重症なものまで、さまざまな症状があります。人から人へは伝染しないといわれ、鶏卵や鶏肉を食べて発症した例も報告されていないため、現段階では 鳥インフルエンザウイルスの発生を理由に発生国への渡航を自粛したり中止する必要はありませんが、生きた鳥類のいる施設への立ち寄りは避けましょう。鳥に 限らず、動物に触った後はよく手を洗い、うがいをするなどの基本的な防御対策も有効です。

 アジア諸国を旅行中にかかりやすい主な病気と しては、マラリア/デング熱/肝炎/赤痢などの感染性腸炎/食中毒などの細菌性胃腸炎/狂犬病などが挙げられますが、特に気をつけたいのが食べ物と水で す。水道水の水を飲んでも大丈夫といわれている地域でも、水質の違いから下痢などの症状が出ることがありますので、ミネラルウォーターを飲むことをおすす めします。また不衛生と思われる場所での飲食には、特に注意が必要です。水道水で洗った生野菜、火の通っていない魚介類などを食べると肝炎や食中毒になる 恐れがあります。