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2011.07.03

 旅行記(台湾)

台湾茶の歴史を訪ねる旅2(2) 中央図書館で資料集め

2. 中央図書館で資料集め
今回も泊りはEz Stay。混んでいて個室にならず。何と東京のオフィスで隣に座るMさんがたまたま台湾出張にきていて、2人部屋となる。前回の15階から18階の部屋に移ったが、ネットが繋がらずちょくちょく15階に出入りする羽目となる。4月と違い、5月後半ともなると台北はかなり暑い。Mさんと二人、眠れぬ夜を過ごすこととなった。


翌朝、Mさんと朝食を食べに外へ出た。ホテルの裏には何軒もの朝食を出す店が並ぶ。サンドイッチも麺もある。我々は今回、おにぎり、に挑戦。おにぎりと言っても日本のおにぎりではなく、かなり巨大な物体。中に好きな具を詰めるのだが、肉あり、卵ありでギューギュー詰めている。これはこれでなかなかイケル。




その後Mさんと別れて、徒歩で中央図書館へ。二二八公園を超えて、少し歩くと中正記念堂がある。その真ん前。しかし二二八事件の時、この辺りをデモ隊が占拠。そこがその後中正記念堂になるとは何たる歴史の皮肉。




図書館はかなり大きい。大きなバックは全てロッカーに預ける。外国人でも入ることは出来るが、何と私はパスポートを忘れてしまう。ダメもとで聞いてみると、入ることは可能とのこと。取り敢えず入り、PCでお茶関係の書籍を検索。




そして係の女性に本が見たいと言うと「あれ、カード持ってないの」と聞かれる。万事休すかと思うと、快く本を探してくれる。この辺が規則にうるさい日本と柔軟性が高い台湾の違いか。更に検索を掛けたいと言うと「本当はダメなんだけどね」と言いながら、数冊の本を探し出し、見せてくれた。これはもう外国人に対する個人的な親切だろう。


結局思うような資料は見付からなかったが周辺資料をいくつかコピーして帰る。それにしても、戦前の日本時代の資料は殆どなかった。国民党が入ってきた時に焼いてしまったと言う話は本当だろうか。歴史は全て中国史となった台湾に、日本時代の資料は不要なのだろう。