みんなで作ろう!「ベトナム旅行便利帳」

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 【[今日もカフェ日和]

020:新刊本を片手にゆっくりコーヒーを~ブックカフェ・ドゥックコア
2009年07月27日
 
私は本の虫。そんな私にとって、美味しいコーヒーを片手に、たくさんの本に囲まれながら過ごす時間は、至福のひと時です。今、これを書いている「ブックカフェ・ドゥックコア」は、フォンナム書店という本屋さんの中に併設されたカフェ。最近オープンし、地元の雑誌などでも紹介されている人気スポットです。

店内にあるのは、ほとんどがベトナム語の本ですが、洋書や写真集のコーナーもあります。店内の本は自由に席に持って行って、飲み物を頂きながらゆっくり立ち読みならぬ、座り読みが可能。もちろん、書店とは関係なく、普通のカフェとして使うこともできます。

ブックカフェは他にもありますが、これまでのお店は、置かれている本の数は多くなく、インテリアの一部として飾ってあります、という感じでした。フォンナム社という書店グループが経営するここは、ホーチミン市初の本格的なブックカフェと言えるでしょう。

また、このお店が入っている建物は、実はフランス統治下に建てられた由緒あるものなのです。観光名所として有名な人民委員会庁舎、中央郵便局、聖母マリア大聖堂などと並ぶ歴史を持つ、いわば文化財。

昔の資料を見ると、かつては、ここがフランス軍の兵舎の入り口になっていたようです。今では、レユアン通り、ディンティンホアン通りという、往来の激しい通りの角になっており、雰囲気はがらりと変わりましたが、建物そのものは、昔のまま残されていることが分かります。

そんなブックカフェで、本に囲まれながら写真集のページをめくっていると、ゆったりとした気分になってきます。

ちなみに、ドゥックコアとは「薬局」という意味。なぜ、こんな名前かというと、この建物の裏が、ホーチミン薬科大学なのです。店内では学生さんの姿もよく見かけます。

それでは皆さんも良い一日をお過ごしください。

<データ>
Bookcafe Duoc Khoa ブックカフェ・ドゥックコア
住所:2A Le Duan, Q.1, TP.HCM(市民劇場から車で5分)
電話:08-38229650
営業時間:07:00~23:30(無休)
ウェブサイト:http://www.pnc.com.vn
英語メニューあり/無線ランあり/トイレ○

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 【[ベトナム街角笑ケース]

第20話:内容量が違うビンジュース
2009年07月27日
 
今晩は仕事がたてこんでおり徹夜になりそうなので、スタミナドリンクを買ってきた。日本でお世話になった「リゲイン」はないけれど、「レッドブル」「スティング」「サムライ」など、いくつかの製品が出ている。

どれもかなり甘ったるい味が特徴。炭酸が入っているスティングが、小生にはいちばん飲みやすく、本日もそれを2本、購入した。そして帰宅して机の上に置いたところ、「あれ?」である。写真をご覧頂きたい。

左右で内容量が違うのが見て頂けることだろう。手作りの製品のみならず、このような工業生産品でも、結構、サイズや量にばらつきがあるのが、ベトナムなのである。この程度のことは日常茶飯事。

以前、事務所内で席替えをしたときのことである。机を移動するのが面倒なので、引き出しだけ抜いて入れ替えをしようと思ったら、微妙にサイズが違っていて入らない。同じ業者に注文した、同じ型番の事務机であるにも関わらず...。

A4のコピー用紙を注文したら、大きさがまちまちで驚いたこともある。机は、まあ、恐らく手作りなんだろうから、統一性が保てないのも分からないではないが、コピー用紙のラインなんて、完全に機械化されているはず。それとも、パートのおばさんが、一枚一枚カッターで切っていたりするんだろうか、まさか...。

ベトナムコーヒーを入れる金属製のフィルターも、品によって穴の大きさが違うらしく、コーヒーが落ちる時間が全然違う。あるものはお湯が2分程度で落ちきるのに、15分以上かかるものもある。ちなみに、後者は明らかに不良品だ。

つまり、ビンジュースの中身が違う程度で驚いていては、ベトナムで生活はしていけないのであ~る! そういうわけで、今週の笑ケースは「内容量が違うビンジュース」で。それでは、お後がよろしいようで...。

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