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TOP > みんなで作ろう!「ベトナム旅行便利帳」
今朝のカフェは、かつてフランス人のお金持ちが住んでいたヴィラを改装した「ハイダウェイ・カフェ」。市内中心部にありますが、路地の中にあって静か。店名のハイダウェイ=「隠れ家」という名前の通り、ゆったりとした時間を過ごすことができます。路地の入り口はこんな感じ。
ホーチミン市では、こういう路地のことを「ヘムHem」と言います。十数メートルで行き止まりになるヘムもあれば、迷路のように果てしなく続き、その中に一つの小さな「町」ができているヘムもあります。ここを10メートルほど入った右手にお店はあります。
敷地内に2階建てのヴィラが2棟あり、手前はかつて来客用、奥が住人用だったそうです。手前は2階ともカフェに、奥は1階部分が厨房、2階がカフェになっています。奥の2階はソファスペースもあって、のんびりできるのですが、今日は手前の2階へ。内部はこんな感じ。
ちなみに1階が禁煙、2階が喫煙スペースになっています。朝食の時間帯は、お客さんが少なく静かでねらい目です。メニューは普通の西洋料理で、値段は全体的に高め。今日は、自宅で朝ごはんを食べて来なかったので、イングリッシュブレックファスト(10万ドン/約540円)と、アイスコーヒー(3万ドン/約160円)を頼みました。
窓からは木立が見えていい感じ。ちょっと路地を入っただけで、表通りの喧騒が嘘みたいな別世界です。この路地の奥にはもう一軒、こちらも瀟洒なフレンチヴィラを使った「チン」というフエ料理の名店があります。
無線ランがあってインターネットもできるので、朝食の後は、友人から来ていたメールに返事を書いて過ごしました。ここのスタッフは英語ができ、しかもみんな親切。数時間長居しても、一度も、文句を言われたことはありません。
さて、そろそろ出勤の時刻です。それでは皆さんも良い一日をお過ごしください。
<データ>
Hideaway cafe ハイダウェイカフェ
住所:41/1 Pham Ngoc Thach, Quan 3, TP.HCM(市民劇場から車で5分)
電話:08-38224222
営業時間:08:00~22:00(無休)
英語メニューあり/無線ランあり/禁煙スペースあり/トイレ○
【[一押し街歩き]】
ベトナム最大の都市・ホーチミンきってのショッピングストリート・ドンコイ通り。バイクが激しく行きかい、まさに街の鼓動を感じさせる。通りに面して建つ市民劇場をバックに、記念写真を撮った後「買い物は最終日にするけど、今日は軽く下見ね」という気持ちで、500メートル先のサイゴン川に向かって歩き始めた。
まずは「相場を知らなくては」と、日本語の話せる女の子が客引きをしていたお店に。冷房の効いた店内で同い年の店員さんと「そうよねえ、仕事に行くときだって、可愛いカバンが欲しいのよねえ」など女の子の話題で盛り上がり、気がついたら、刺しゅう入りのバッグを手にした私がいた。
ベトナム雑貨は日本でも見慣れていたけど、さすが現地は、はるかにバラエティが豊か。次々と欲しいものが目に入る。「え、このブラウスがこの値段?」「5個買ったら1個オマケなんだって、え~い、買っちゃえ」「だって、ベトナムに来るのはこれが最初で最後かも。後悔したくないし」。自分を納得させるいいわけは、感心しちゃうくらい、次々と出てくる。
通りの両側の街路樹が木陰を作ってくれているとはいえ、次第に重たくなる荷物を持ちながら歩いていると、汗がポタポタ落ちてくる。「ホテルに戻って少し休憩しようかしら」と考えていると、素敵なカフェが目の前に。手持ちのベトナムドンがなくなったので、これで打ち止め、と思っていたら、店の隣が両替所。「はい、1万円、いや2万円、両替お願いします」。ああ誰か、私を止めて!
ドンコイ通りの終点・サイゴン川にたどり着いたのは3時間後。その私の両手には、いろんなお店の買い物袋が…。
【アクセス】
タンソンニャット国際空港から車で25分。
【[一押し街歩き]】
このブログでは、ベトナムの町々にある特徴のある通りを、毎月1本、紹介していきます。普通の街歩きガイドとは一味違う、ライブ形式の文章で、あなたも一緒に街歩きをお楽しみください。
写真・原稿:朋野昭
小生、ベトナム・ホーチミン市で、某日系企業に勤務するしがない駐在員。突っ込みどころ満載のベトナムにはまってしまい、はや14年。「笑えるもの」がなくなったら、日本に帰ろうかと思っていたが、この調子では、ずっとベトナムにいることになりそうな予感が…。
そんなわけで、デジカメをワイシャツの胸ポケットにしのばせ、通勤途中、お昼休み、そして週末と、ベトナムのヘンな情景を収集する毎日を送っている。小生が出会った笑える体験・風景を、毎週1つずつ紹介していこうと思う。皆さんにも、大いに笑って頂きましょう!
担当:越野南雄
日本語学校の教師としてベトナムはホーチミン市で生活中です。しかし、このブログは仕事の話は抜き。今や私の「趣味」ともいえる、ベトナムのカフェ巡りの話を書いていこうと思います。
ベトナムには、カフェ文化がしっかり根付いていて、町のあちこちに、素敵なカフェを見つけることができます。毎朝、出勤前、そんなお気に入りのカフェで過ごす優雅なひと時は、私のベトナム生活のアクセント。さて、今日はどのカフェに行こうかな。
担当:西田貢一