みんなで作ろう!「ベトナム旅行便利帳」

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 【[ベトナム街角笑ケース]

第1話:本物そっくりの悪質タクシー
2009年03月09日
 
「あれ、このタクシー、メーターの上がり方が早くないか?」
 でも、乗ったのは「信頼できる」と言われているタクシー・ヴィナサンTaxi Vinasunだったハズなんだけど…。と思って、よくよく確認してみると、「タクシー・ヴィナサTaxi Vinasa」という社名が…。

 ホーチミン市でタクシーに乗るときは、タクシーを選べとはよく言われること。在住者の間で「安心して乗れる」と言われているのが、ヴィナ、マイリン、そしてヴィナサンの3社。しかし、これらには「そっくりさん」がたくさんあるので、油断大敵なのだ。

 写真を見てみて欲しい。1が本物のヴィナサン、2が小生が引っかかってしまった偽者のヴィナサ。

 どちらも白い車体の横に、深緑色の文字で電話番号が書かれている。本物は番号が83-272727。しかし、偽者のヴィナサは54-272727。これだけ似ていると、流しのタクシーを止めるときには区別がつかない。目の前で止まったときに、番号を見て「あ、違った」ということもしばしば。

 今日は、急いでいたのでよく確認せず、「ヴィナサンだ」と思って乗り込んだら、この始末。

 黄色いヴィナタクシーは、偽者がほとんどいないので安心だが、マイリンとヴィナサンは偽者が横行していて、特にヴィナサンは多いようだ。

 小生がだまされたヴィナサ以外にも、同じく電話番号が54-272727という電話番号を書いた「タクシー・ヴィナメットTaxi Vinamet」というのも、よく見かける。また電話番号が8272777というのもあり、偽ヴィナサン百花繚乱という感じだ。

 旅行者が多く訪れるベンタン市場前には、いつもタクシーがたくさん止まっているが、ここは偽者タクシーが集まる名所で、本物を探すのが難しいくらいである。写真は、ベンタン市場南門の前で撮ったものだが、すべて「そっくりさん」で本物はゼロ。

 偽者に乗ると、わざと遠回りをしたり、メーターに細工がしてあり料金が不当に高かったりする。普段は2万ドン(約120円)程度で行くところ、今日のヴィナサのメーターでは、3万5000ドンとなっていた。トホホ。

 というわけで、今週の「街角笑ケース」殿堂入りは、「本物そっくりの悪質タクシー」で決まり。お後がよろしいようで…。

 【[今日もカフェ日和]

001:路地の中にたたずむ、まさに隠れ家~ハイダウェイ・カフェ
2009年03月09日
 

 今朝のカフェは、かつてフランス人のお金持ちが住んでいたヴィラを改装した「ハイダウェイ・カフェ」。市内中心部にありますが、路地の中にあって静か。店名のハイダウェイ=「隠れ家」という名前の通り、ゆったりとした時間を過ごすことができます。路地の入り口はこんな感じ。

 ホーチミン市では、こういう路地のことを「ヘムHem」と言います。十数メートルで行き止まりになるヘムもあれば、迷路のように果てしなく続き、その中に一つの小さな「町」ができているヘムもあります。ここを10メートルほど入った右手にお店はあります。

 敷地内に2階建てのヴィラが2棟あり、手前はかつて来客用、奥が住人用だったそうです。手前は2階ともカフェに、奥は1階部分が厨房、2階がカフェになっています。奥の2階はソファスペースもあって、のんびりできるのですが、今日は手前の2階へ。内部はこんな感じ。

 ちなみに1階が禁煙、2階が喫煙スペースになっています。朝食の時間帯は、お客さんが少なく静かでねらい目です。メニューは普通の西洋料理で、値段は全体的に高め。今日は、自宅で朝ごはんを食べて来なかったので、イングリッシュブレックファスト(10万ドン/約540円)と、アイスコーヒー(3万ドン/約160円)を頼みました。

 窓からは木立が見えていい感じ。ちょっと路地を入っただけで、表通りの喧騒が嘘みたいな別世界です。この路地の奥にはもう一軒、こちらも瀟洒なフレンチヴィラを使った「チン」というフエ料理の名店があります。

 無線ランがあってインターネットもできるので、朝食の後は、友人から来ていたメールに返事を書いて過ごしました。ここのスタッフは英語ができ、しかもみんな親切。数時間長居しても、一度も、文句を言われたことはありません。

 さて、そろそろ出勤の時刻です。それでは皆さんも良い一日をお過ごしください。

<データ>
Hideaway cafe ハイダウェイカフェ
住所:41/1 Pham Ngoc Thach, Quan 3, TP.HCM(市民劇場から車で5分)
電話:08-38224222
営業時間:08:00~22:00(無休)
英語メニューあり/無線ランあり/禁煙スペースあり/トイレ○

 

 【[一押し街歩き]

ドンコイ通り:わずか500メートルに3時間
2009年03月07日
 

 ベトナム最大の都市・ホーチミンきってのショッピングストリート・ドンコイ通り。バイクが激しく行きかい、まさに街の鼓動を感じさせる。通りに面して建つ市民劇場をバックに、記念写真を撮った後「買い物は最終日にするけど、今日は軽く下見ね」という気持ちで、500メートル先のサイゴン川に向かって歩き始めた。

 まずは「相場を知らなくては」と、日本語の話せる女の子が客引きをしていたお店に。冷房の効いた店内で同い年の店員さんと「そうよねえ、仕事に行くときだって、可愛いカバンが欲しいのよねえ」など女の子の話題で盛り上がり、気がついたら、刺しゅう入りのバッグを手にした私がいた。

 ベトナム雑貨は日本でも見慣れていたけど、さすが現地は、はるかにバラエティが豊か。次々と欲しいものが目に入る。「え、このブラウスがこの値段?」「5個買ったら1個オマケなんだって、え~い、買っちゃえ」「だって、ベトナムに来るのはこれが最初で最後かも。後悔したくないし」。自分を納得させるいいわけは、感心しちゃうくらい、次々と出てくる。

 通りの両側の街路樹が木陰を作ってくれているとはいえ、次第に重たくなる荷物を持ちながら歩いていると、汗がポタポタ落ちてくる。「ホテルに戻って少し休憩しようかしら」と考えていると、素敵なカフェが目の前に。手持ちのベトナムドンがなくなったので、これで打ち止め、と思っていたら、店の隣が両替所。「はい、1万円、いや2万円、両替お願いします」。ああ誰か、私を止めて!

 ドンコイ通りの終点・サイゴン川にたどり着いたのは3時間後。その私の両手には、いろんなお店の買い物袋が…。

【アクセス】
タンソンニャット国際空港から車で25分。

 

 【[一押し街歩き]

このブログについて:あなたも一緒に街歩きを体験!
2009年03月07日
 

 このブログでは、ベトナムの町々にある特徴のある通りを、毎月1本、紹介していきます。普通の街歩きガイドとは一味違う、ライブ形式の文章で、あなたも一緒に街歩きをお楽しみください。

写真・原稿:朋野昭

 【[ベトナム街角笑ケース]

本物そっくりの悪質タクシー
2009年03月06日
 

「あれ、このタクシー、メーターの上がり方が早くないか?」

でも、乗ったのは「信頼できる」と言われているタクシー・ヴィナサンTaxi Vinasunだったハズなんだけど…。と思って、よくよくメーターの下の社名を見たら、そこには

「タクシー・ヴィナサ Taxi Vinasa」

という文字が…。

 ホーチミン市でタクシーに乗るときは、タクシーを選べとはよく言われること。
在住者の間で「安心して乗れる」と言われているのが、ヴィナ、マイリン、そしてヴィナサンの3社。しかし、これらには「そっくりさん」がたくさんあるので、油断大敵なのです。
 写真を見てみてください。
上が本物のヴィナサ
下が私が引っかかってしまった偽者のヴィナサ。
 title=""alt=""vspace="10"
 title=""alt=""vspace="10"
 どちらも白い車体の横に、深緑色の文字で電話番号が書かれています。
本物は番号が83-272727。
偽者の番号は54-272727。
これだけ似ていると、流しのタクシーを止めるときには区別がつきません。
目の前で止まったときに、番号を見て「あ、違った」ということもしばしばです。
今日は、急いでいたのでよく確認せず、「ヴィナサンだ」と思って乗り込んだら、この始末。

 黄色いヴィナタクシーは、偽者がほとんどいないので安心ですが、マイリンもヴィナサンは偽者が横行していて、特にヴィナサンは多いようです。私がだまされたヴィナサ以外にも、同じく電話番号が54-272727という電話番号を書いた「タクシー・ヴィナメットTaxi Vinamet」というのも、よく見かけます。また電話番号が8272777というのもあり、偽ヴィナサン百花繚乱という感じです。

 旅行者が多く訪れるベンタン市場前には、いつもタクシーがたくさん止まっていますが、ここは偽者タクシーが集まる名所で、本物を探すのが難しいくらいです。写真は、ベンタン市場南門の前で撮ったものですが、すべて「そっくりさん」で本物はゼロ。

 偽者に乗ると、わざと遠回りをしたり、メーターに細工がしてあり料金が不当に高かったりします。私も、普段は2万ドン(約120円)程度で行くところ、今日のヴィナサのメーターでは、3万5000ドンとなっていました。トホホ。

 というわけで、今週の「街角笑ケース」殿堂入りは、「本物そっくりの悪質タクシー」でした。

お後がよろしいようで…。

 【[ベトナム街角笑ケース]

このブログについて:突っ込みどころ満載の国・ベトナム
2009年03月02日
 

 小生、ベトナム・ホーチミン市で、某日系企業に勤務するしがない駐在員。突っ込みどころ満載のベトナムにはまってしまい、はや14年。「笑えるもの」がなくなったら、日本に帰ろうかと思っていたが、この調子では、ずっとベトナムにいることになりそうな予感が…。

 そんなわけで、デジカメをワイシャツの胸ポケットにしのばせ、通勤途中、お昼休み、そして週末と、ベトナムのヘンな情景を収集する毎日を送っている。小生が出会った笑える体験・風景を、毎週1つずつ紹介していこうと思う。皆さんにも、大いに笑って頂きましょう!

担当:越野南雄

 【[今日もカフェ日和]

このブログについて:カフェ巡りは生活のオアシス
2009年03月02日
 

 日本語学校の教師としてベトナムはホーチミン市で生活中です。しかし、このブログは仕事の話は抜き。今や私の「趣味」ともいえる、ベトナムのカフェ巡りの話を書いていこうと思います。

 ベトナムには、カフェ文化がしっかり根付いていて、町のあちこちに、素敵なカフェを見つけることができます。毎朝、出勤前、そんなお気に入りのカフェで過ごす優雅なひと時は、私のベトナム生活のアクセント。さて、今日はどのカフェに行こうかな。

担当:西田貢一

 【イベント・伝統行事

ただいまマイクのテスト中
2008年06月01日
 
本日より、ホーチミン市のスイティエン公園で、ホーチミン市観光局が主催する「南部フルーツ祭り」が開催されています。フルーツの豊富なベトナム南部。普通に市場で売られているものから、産地でしか売られていない珍しいものまで、さまざまなフルーツが食べ放題で試食できる、食いしん坊さんにはたまらないお祭りです。旅行中に時間があれば、ぜひお越しください。

 【イベント・伝統行事

3月8日は国際婦人の日
2008年03月11日
 
 3月8日は国際婦人の日。日本ではあまり馴染みがないので、「それはベトナムだけが勝手に決めている日ですか?」とか「その由来は?」などのご質問を頂きました。ここでまとめて回答します。前にも書いたような気がするので、「もう知っているよ」という方は無視しちゃってください。

 【イベント・伝統行事

今日は台所の神様の日
2008年03月11日
 
今日はオンタオの日です。オンタオ=Ong Taoとは、台所の神様のこと。
日本語では「台所の神様の日」、または「竈神(かまどがみ)の日」とも訳されます。
オンタオの日については、以前にもこの「サイゴン便り」で書きましたので、そこから引用して説明しますと…。
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