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中国及びアジアをもっと知ろう、ということで、
ゲストをお招きしてお話を聞く「寺子屋ティーサロン」。


第3回はインドで日系企業のコディネーター及び日本語学校を
開いておられるラトール氏をお招きします。
ラトール氏は現在国際交流基金の招きで来日中ですので、
この機会にインドの方から生のインド情報を聞いてみましょう。

皆さん、是非アジアから見た日本及び日本人を考える場として、
ご参加ください。

・日時    8月27日(土)午後2-4時半
・場所    恵比寿
・ゲスト   チャンドラシェカル・ラトール氏
・演題    「インドから見た日本人と日本企業」(仮題)

・参加人数  12名まで(参加受け付けは先着順)
・参加費用  2,000円(学生は1,500円)

※この会はお茶(中国茶)を飲みながら、ゲストが1時間程度お話し、
 その後はフリートーク(質問コーナー)とする。


ご参加可能な方は早めにご連絡ください。お待ちしております。

terakoyachaina@gmail.com

 
電気が無ければ寝てしまう
椅子を外に出して五木寛之の「海外版 百寺巡礼 インド2」(講談社文庫)を読む。この本は成田で偶然目の前に飛び込んできた。上巻があるとは知らず下巻のみ購入。ブッダ最後の旅を五木が辿る物語だが、何となく胸に響くものがある。このままここで風に吹かれながら、一生を過ごしてもよいのではないかという気にさせる本。


少しして部屋に入ると電気が来ていた。この尼僧院では通常電気は一日に数時間のみ配電される。基本的には朝と夜。昼間に電気があれば嬉しい。ネットもブロードバンドの機嫌が良ければつながる状態。日本では考えられない。しかし電気が無い、携帯やネットが繋がらなければ、それは仕方がないこと。日本の電力不足、節電とは何か、再度考えてしまう。


それでも悲しいかな、電気が来れば途端に俗世に引き戻される。PCの充電を開始。デジカメの電気を使ってしまおうと外に出て、真っ青な空の写真を撮っていると尼僧のソーナムが走ってきて、携帯を渡す。何と日本のSMさんが無事を確認するため電話してくれたのだ。電気が無い、この状況での電話は天からの声にも聞こえ、有難い。


7時半に鐘が鳴る。比較的小さい子達が一室に集まり、お祈りを始める。外から覗いていると中へ入れと言われ、端に座る。年かさの一人が小型マイクで祈りを捧げ、残りの子たちが付いていく。この音楽のようなメロディーは頭に残る。小さい子供は着いて行けず、そしてまた一から繰り返す。


途中で電気が切れた。ここでは電気はいつ切れるかは分からない。それでも自家発電もあり、ロウソクも付けて続けられる。計画停電などという言葉が頭をよぎったが、ここでは似つかわしくない。一人が皆にお経の書かれた大きな紙を配る。各自練習するようだ。小さい子は2人で1枚の紙を見て、相互に学んでいる。


8時半、夕飯。チベット風うどんというものだろうか。どちらかというとすいとんを思い出す。実に美味しく、2杯も食べてしまう。


ここにはアメリカ人英語教師のハーデイがいる。彼女はダラムサラにもいたようで、2年間をインドで過ごす予定とか。インドスタイルの服装をしており、非常に目立つ存在。もっと彼女に話を聞こうとしたが、その時再度停電。


部屋に戻ったが、灯りはなく、自らの荷物すら分からないほどの暗闇の中に呆然と立つ。東京ではあの地震の際でも、こんなに暗いことはなかった。歯を磨くこともできず、着替えることもできず、ただベッドを探り当てて横になる。朝の光が起こしてくれるだろう。電気が来なければ寝てしまえばよい。

 
寺子屋チャイナビジネス版にご参加の皆様へ


第3回寺子屋チャイナを以下の日程で開催いたします。


出席の方は「出席」とのご連絡を頂きたく、
お願いします。もし12名を超えた場合はウエイティングと
なりますので、早めにご連絡をお願いします。


terakoyachina@gmail.com


テーマ:「日系企業の中国におけるマーケティング状況」
講師:Yさん(元北京電通勤務)
開催日:8月25日(木)19:30~
場所: 恵比寿
定員: 12名
会費: 2,000円

 

子供達
午後はコックのおばさんの子供(幼稚園生ぐらいの男の子)と遊ぶ。階段も上ったが特に呼吸が荒くなることもない。尼僧さん達も時々心配して声を掛けてくれる。さっき気になった新入りの子にも時々誰かが声を掛けている。やはり事情がありそうだ。今の日本に必要なのはこのさり気無い声掛けだと気付く。


4時頃お茶の時間となり、再びチャイが配られた。高地でかつ乾燥地帯であるラダックでは水分補給は重要。外では子供の声が増えている。学校からでも戻ったのだろうか?ということは子供と一緒に尼僧院に入った女性もいるということか。30名ほどが滞在していると聞いたが、その実情は全く分からなかった。


後で聞くと親子はあのコックの女性と男の子だけ。しかも子供も全員女の子と聞き驚く。6-8歳で頭を坊主にしていると男女の区別はつき難いが、彼女達には日本の女の子のような女の子っぽい仕草がないことに気付く。それでも実に可愛らしい。日本でいえば、昔の、自分が子供の頃の子供なのだ。今の日本では子供らしさ、可愛らしさも、作り物のように思えてくる。


1日目、何のプランもなく、何の働き掛けもない。頼みのP師はどこかへ出掛けて戻ってきていないが、急ぐことは何もない。既に自分の心が実にゆったりとしていることに自分ながら、驚く。


夕方7時でも外は明るい。そろそろ夕飯だろうかと思っていると尼さんがスープを持ってきてくれた。廊下に椅子を出し、風に吹かれながら飲んだ。豆が少しだけ入っているこの1杯は至極の味。もう夕飯は要らない気分。

 
ラダック1日目
出迎え
空港は周囲に何もなく、ただ銃を持った警備員が警備しているのが目に付いた。外国人だけが登録書を書かされているが、それも直ぐに終わる。特に緊張はない。空気が希薄との印象も受けない。荷物はすべて手作業であり、なかなか時間が掛かった。そして荷物を持って外に出る際、再度チェックがあり、番号の確認が行われた。一応の警戒があるようだ。




外に出ると迎えの紙を持った人々が幾人も立っていたが私の名前は見えない。普段なら慌てるだろうが、朝の10時でもあり、その内来るさ、と言った気楽さがある。ただ紫外線が予想以上に強く、帽子を忘れて難儀だな、と思っていると、尼僧が2人近づいてきた。そうだ、私は尼僧院にお世話になるのだから、彼女らを見付けるのは簡単だったのだ。


尼僧の一人が運転する車で出発。ドライバーは男との固定概念がいけないのだ。そして驚いたことに道を二つ曲がったところで到着してしまった。空港から近いとは聞いていたが、歩いても行けそうな距離だ。


尼僧院に迎えられる
そこには門があり、中はコの字型に建物があったが、真中は工事中。私は何処に泊まるのかと思う間もなく、荷物が部屋に運び込まれる。チェックインなどない。ベットが2つあり、絨毯が敷かれていた。シャワーとトイレもあり快適。


女性しかいない所にいいのだろうか、などと思うこともなく、尼僧さん達も笑顔で「ジュレ(ラダック語でこんにちは、有難う等の意味)と挨拶してくれる。直ぐに部屋にチャイとビスケットが運ばれる。歓迎されている。チャイは美味しい。チベットと言えば、バター茶だが、あれはちょっと苦手。最近はラダックでもインド化してチャイを飲むらしい。ビスケットも素朴で美味しい。しかし食べ過ぎは禁物。高山病対策を取る必要はある。


誰かが挨拶や説明に来ることもなく時が流れる。電気も来ていないので充電もできない。こうなれば休むしかない。それでいい、と体が言っている。横になるとすぐに寝られた。外の強烈な太陽とは異なり、意外と部屋は涼しく、掛け布団を掛ける。1時間ほど寝るともう12時、ランチはあるのかどうかも分からないが、それもそれでいい。


1時頃、当然尼僧さんが一人部屋に入ってきて(これまでもノックなどはなく、皆入ってくる)、ランチを告げる。行ってみると部屋に鍋が2つ。一つにご飯、もう一つにおかず。実にシンプルだが、それでいい。おかずはキャベツを煮たようなもの。これが実にあっさりしていて美味しい。高山病警戒で量を少なくしたが、後悔。

尼僧さん達は外国人に慣れているようで、英語で話し掛けてくる。英語教育がなされているようで、かなり流暢な子もいる。中には「日本は落ち着いた?」などと聞いてくる子もいる。 一人小学生ぐらいの子が混ざっている。服装からして最近来たらしい。どこか動作がぎこちない。恐らくは事情があってここにやって来たのだろう。一人が言う「私達は一生ここにいるだろう」と。

 
次回の寺子屋チャイナを以下の日程で行いたいと思います。
参加可能な方はご返事をお願いします。


テーマは8月訪問予定の「新疆ウイグル地区の現状」について、
お伝えするつもりです。


また初級編として「中国の経済」パート2を行います。
2つ参加するか、どちらかに参加するかを明記して申し込んでください。


terakoyachaina@gmail.com


米今回より大学生に限らず、一般の方のご参加を歓迎します。是非一緒に中国の基礎を学びましょう。

・日時  9月11日(日)13:00-18:00
     13:00-15:00 初級編「中国の経済(2)」
     15:00-16:00 懇親会(初級、中級合同)
     16:00-18:00 中級編「新疆ウイグル地区の現状」
・場所  フォートラン ランゲージ システムズ
     東京都渋谷区広尾1-6-1 ホメックスE
     tel: 03-5464-0345 恵比寿駅より徒歩7分

・会費  初級、中級共に学生1,000円、社会人1,500円
     (2つ参加の場合は学生2,000円、社会人3,000円)

・参加者 初級、中級共に10名まで

 
インドでは怒った方が負け
7時前にチェックアウトし、空港へ。昨晩20分掛かった所が本日は10分。ようは道の車線の関係などで行きは大回りしていただけであった。空港ではキングフィッシャーのチェックインにかなりの行列。主要都市行きもレイ行きも全て同じカウンターで行っている。昔ならイライラしただろうが、今は平然と順番を待つ。特にインドでは中国のような混乱はないので、待てば必ず順番が来る。




後ろの中国人はかなりイライラしており、しきりに係員に働き掛け、とうとう優先的にカウンターに進んだ。彼を見ていて昔の自分に重ねる。彼は相当のエネルギーを使って一見勝利を得た様だが、実は相当の疲労と興奮で、次にステップで躓きそうに見える。インドでは「怒った方が負け」「イライラした方が疲れるだけ」という感覚を彼から学ぶ。


チェックイン後の荷物検査はかなり厳重であったが、何故か水は取られなかった。空港内では香港と異なり、至る所に電源があり、座ってPCを打ちながら充電で来た。但し充電のスピードは遅く、半分しかできなかったが。電気店でソケットを購入。これがあればコンセント違いの心配なく、充電できるだろう、ラダックでも。尚ネットは無線を登録すれば使えた様だが、携帯番号が必要。私が持つ中国携帯はデリーでは繋がらず、登録は出来なかった。


天候によっては飛行機がディレーし、最悪翌日回しになることもある、と脅かされたレイ行きの飛行機も呆気ないほど順調に、定刻通り飛んだ。飛行機は昨晩同様キングフィッシャー。こちらは座席が昨日よりゆったりしていた。乗客は西洋人が多く、定員の半分程度であったので、特にゆったり出来た。それにしてもガイドブックなどには「この時期、レイ行きの国内線は予約が取りにくく・・」などとの解説があったが、なんだっただろうか。レイの街でも航空券を格安で販売している所もあった。


40分ほどでレイの上空へ。窓の外は素晴らしい景色になっていた。雪を頂き聳える山々、低い山には雪がなく、木々も見られない。その横に斜面にへばりつくように家々が点々と見える。うねるような大地に這うように生きる人間たち。不思議な感じがした。

 

病は気から
車はタタ製。走り出すと空港の敷地が広大であることが分かる。何しろホテルは空港のすぐ隣という位置なのに何と20分も掛かった。特に道が悪いわけでもなく渋滞もないのに。ホテルに着くと門番が門を開ける。なかなか綺麗なホテルであった。既に時間は夜の10時、しかし航空機の離発着の音が響く。部屋はきれいで広く、これまでの貧乏旅行が板についた身としてはかなりの贅沢。

フロントでネットが繋がると確認していたが、上手くできずに電話する。そんなはずはないと言うが、ボーイがやってきてネットカードを持参し、これがないと繋がらないと言う。あーこれはチップを貰う手口かと思い、諦めて操作してもらう。特にインドの携帯を持っていないとID番号が取れないことが分かり、ボーイが自分の携帯でやってくれた。いくらチップを弾もうかと考えていると、彼は作業終了と同時にあっと言う間に部屋から消えていた。何だか申し訳ない気分になる。


ただ問題は電源。香港空港でソケットを買おうとしたが、インドに合うものが分からず、断念。結局ホテルでも日本製のコンセントは入らずに充電できず。余程ホテルに借りようかと思ったが、夜も更けて来ており、明日早いことを考えて寝る。


7月11日(月)
ふかふかのベットでぐっすり眠り、体調はかなりいい状態。取り敢えずホテル内を散歩。ここにはインドの喧騒は全くなく、涼しくて気持ちが良い。今日は3500mの高地に行くのだから体調だけは整えなければ。と言いながら朝ごはんを食べておこう。出発は7時だが、朝食は6時半から。微妙な時間帯だが、一番に乗り込み食べる。何だかインドに居ることも忘れ、マンゴジュースを飲み、マンゴのカットフルーツを頬張る。普通の日本人なら一番気を付けていることを平気で無意識にやっている。その自然体が重要だ。基本的に私はインドでこれまで中ったことはない。「病は気から」ではないだろうか。




インドで水を飲んだり、食べ物を食べると中る、という話はよく聞くが、日本におけるインド情報はつい最近まで「バックパッカー情報」が主だったことを思い出そう。彼らは敢えてインドの下層階級の暮らしを志向しているのであり、中流以上のインド人に言わせても「それを飲めば私も中る」ということになる。




また気候の違いも大きい。非常に暑い中を、日本人感覚でいくつもの観光地巡りをしたり、ビジネスに励めば、当然疲れ、消化力も落ち、体調不良になる。だから、私の旅は極めてゆっくり無理をしない。今回も空港で一夜を明かすこともできたが、敢えてホテルを取った。心のゆとりは大きい。

 
4.デリーの一夜
デリー空港
デリー空港に到着したのは定刻より30分以上早かった。さあいよいよインドだ、という気負いもなく、前回のムンバイ空港同様に淡々と進む。デリー空港はかなり大きな空港で、キングフィッシャーは相当端に停留するため、かなり長い時間を歩いてようやくイミグレへたどり着く。他の空港なら電車を走らせていることだろう。


イミグレは空いていて、直ぐに係官へ書類を渡す。ところが彼はパスポートと睨めっこで一向に進まない。昔中国や東南アジアでよくあった光景だが、最近は見慣れない。ようやく口を開いた言葉が「このビザで初めてインドに来たんだな」。何でそんなこと聞くの?と思わず言いそうになったが、さらに時間が掛かるのを恐れて、神妙に頷く。それでもまた書類に目を通し始め、進まず。次の質問は「どこに泊まるんだ」。既に書類に書き込まれているのだが、「読めない」と言う。結局暇潰しだったようで、次のお客がやってきたら直ぐに解放された。

イミグレの次に普通はバッゲージクレームがあるはずだが、この空港は何と免税店がいくつもある。その向こうで荷物を受け取り、出口となっている。北京などでも、ひっそりと免税店が置かれていたりはするが、この空港はちょっと異常。ここで買い物をするのはインド人であろうか。であればインドの商業化の象徴か。


イミグレを出るとホテルやレンタカーの運転手がきちんと待っており、混乱はない。予約したドライバーも直ぐに見つかる。出口付近の両替所で両替。日本円4万円を出すと「5万円なら免税だぞ」と言われて、あわてて1万円追加した。何でも免税?前回はA師の手配で両替をせずに100p札を大量にもらって便利だったが、今回は500p札を大量にもらう。今後使えるか心配である。空港内にはCitibankのATMがあり、カードがあれば、現金なしでもルピーを調達できそうだ。次回はチャレンジしよう。


車は4階建ての駐車場ビルにあり、大勢の人々がエレベータに乗る。この光景はムンバイと同じだ。少し前のインド、デリー空港を知る人からすると相当の進歩を遂げているらしい。我々は自分の持つインドのイメージを変える必要があるのではないか。

 
3.キングフィッシャーで行く
今回の旅のルートを決めるのに意外と手間取った。これまでであればバンコック経由にして、バンコックに滞在し、知り合いに会うなどしていたから。しかし今回は料金を重視した。何しろ燃油チャージが相当上がり、しかも夏なので、以前聞いていたような値段ではとても取れない。


我がオフィスは旅行のプロが多数おり、どうやって安く上げるか聞いた所、「電話を掛け捲る」との答えだったので、取り敢えずHISあたりに掛けてみた。すると香港経由が安いと判明。ちょうど香港に行く用事があり、願ったり叶ったり。しかも香港まではJAL+ジェットエアーというから何となく安い。しかし念の為、インド関係の旅行社に問い合わせたところ、何とキャセイ+キングフィッシャーが更に安いと言う。


キングフィッシャーと自席で叫んだ瞬間、前の席に座る旅行お絵かき作家女史が「それだ、それに乗れ」とのたまう。聞けば前回インド行で乗ったそうで、そのCAの颯爽とした姿、機内食の美味さ、など申し分がなかったらしい。しかも何故か格安航空のジェットより安いとなれば、これで決まりだ。


因みにキングフィッシャーはビール会社が航空業界に参入したものだが、ビールでもアジアでは相当美味しいらしい。


7月10日(日)
香港で毎日たらふく食い、人と会い、そして節電日本にはない強烈な冷房のシャワーを浴び、満喫した雰囲気で空港へ。第2ターミナルは初めての経験。行ってみるとかなり空いており、キングフィッシャーのカウンターにはかなり列があったものの、デリーとムンバイ行は専用カウンターで直ぐにチェックイン完了。しかし何故かこのターミナルのイミグレが閉鎖されており、第1へ行き、そこから搭乗する。


キングフィッシャーは新参者のせいか、ゲートは空港の一番端に固まっている。機体はなかなか格好の良い鳥が描かれており、合格。CAはうーん、赤い服で颯爽としている感じはあるが。


機内に入ると後ろの方の座席のシートがおかしい。私の所から急に4席が3席になり、座席と前のシートがずれている。片足は椅子に下からはみ出すわけで、時々CAに踏まれる。隣に座った若者はインド人だがオーストラリアのボーイングで働いていた。彼曰く「やっぱりおかしい」。




乗客は満員で半数以上はインド人。中には飛行機に乗るのが初めてかと思うほど、はしゃいでおり、昔の中国を思い出した。騒がしい機内だったので、早々にインド音楽など聞く。気分は盛り上がる。


食事の時間となる。ところがこれが非常に効率の悪いもので、私の所に食事が来た時はもう片側は全員食事が終了していた。これは慣れていない証拠。食事の味はまあいいか。しかしコーヒーを頼んでももらえず、インド人達は盛んにボタンを押して要求を告げる。気の弱い私は仕方なく、後方へ行き、CAに頼むことに。




CAも如何にもビール会社のコンパニオン的な人もいるが、私のあたりの担当は韓国人かな、とにかくバタバタしていた。男性はCAきちんと服を着こなし、まあまあか。6時間近いフライトでこれだけバタバタするのは珍しい。どうやらこの航空会社、私には合わない。そして、帰り便のデリーで問題が発生する。

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